徒然Nikki
I have no idea...take
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回想録−11
回想録って、もう11だよ。

さて、無事にAUSに戻った私。
しかし、5日後に学会でしゅー。

先手先手のたけっち的には、一応フランスに行く前に用意はしていた。
しかし、練習が。。。
駆け込みで、担当教官と2回(!二人とも心配性なの)の練習。
なんとか、英語を思い出す。

そして、あっという間にブリスベン入り。
ここでは、マスター時代の友人と再会。
女の子同士で、3年間のブランクを埋めるかのように、話しまくる。
おいおい、発表は?

なんとか、乗り切りましたー。
有名な先生なんかにあえて、ちょっとミーハー気分。
発表さえ終わってしまえばこちらのもの、あとは出席そこそこに(まずい。。。)
フェリーなんぞにのって、ブリスベンを楽しんでまいりました。

さて、この学会が終わってから、
シドニー空港に降り立った私。

ここ数年、感じたことがないような疲れがっ。。。。

日本行きまで、あと4日。
この4日間は、
研究初めてこの方、感じたことがないようなアパシー。。。。

あまりに、やる気がないのでバイトをがんがんつめて乗り切る。
(おいおい、論文書けよ。。。)

え、ハカセから電話?
ありましたよ。2回。生存確認。
日本になんとかこれそうだとのこと。

で、これから成田での再会となるのであります。

で、怒涛の日本旅行編。
続く。

by
たけっち。


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回想録ー10
さて、10日間のフランス滞在、
あっという間に終わりました。

ハカセも順調に回復し、
最終日には、近所のバス停までお見送りに(もちろん、空港ではない!)
「僕、あと2週間生き延びられたら、日本にいきたいなあ」と弱気ながら前向き発言。
実は、私たちは7月の中旬から、1週間の日本旅行を計画していたのだ。
ハカセはフランスから直行、私はシドニーから、で、成田で待ち合わせである。
(おいおい、私は空港までお出迎えにいくのか??今気がついた、私)

一路、シンガポールへ。ゴージャスな空港で10時間のストップオーバー。
無事にシドニーに到着。そこで私を待っていたのは、

4日後に迫った学会発表。ひえー。
もちろん、フランスでは
ノーベン
である。

フランスに行く前に、パワーポイントなど作ったものの、
発表の練習してない。。。
さて、怒涛の1週間が帰国直後に始まるのであった。

つづく。
byたけっち。
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回想録ー9
いや、痴漢話やらバーゲンやら。。。
それじゃ、いつもの生活ジャン。(注:シドではまだ痴漢にあったことないよ。安全♪)

「まっとうな観光はしたの?この子?ルーブルとか、ベルサイユとかモンサンミッシェルとか?ジョギング(←意味不明)」

「みんな行ってないです」

だって、ルーブルは混んでるし、ベルサイユやモンサンミッシェルは遠いんだもの。
それに、ハカセちょっと気弱モードだから、フラットには早く戻っていたし。

でもね。オルセーは行きました。
朝一でならんでも40分まち。
感想。教科書で見た絵が一杯。すごい。(おい、なんだいこの感想)
今思い出そうとしても、いい感じの印象派の絵はあったんだけど、名前が。
かわりに、強烈にインパクトがあったのが、ゴッホ。
彼の絵は、ちょっとエキセントリックな感じがして、あまり好きではないんだけど、今
頭に浮かぶのはゴッホのみ。
これが、悲運の天才画家たるゆえんなのか?

オペラ座やシャンゼリゼ、凱旋門も、歩く途中にきちんとお目にかかってきました。

何よりも、私が楽しんだのは、古本屋めぐり。表装の素晴らしい本がウィンドーに
並んでいて、
「あー、お金があったらなあ。。こういうのかって、家の壁一面本棚にして、
飾っておくのになあ」とか、夢見心地。
(注:本は、読むものです。飾るものではありません)

あと、キッチン用品。銅の小さいソースパンほしー。と思って、キッチン用品専門店まわったんだけどね。やっぱり、本場のものは高かった。で、撃沈。

短い滞在だったけど、
最後のまとめは
「私、フランスに住めると思います」

byたけっち。
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回想録ー8
さて、そんな 痴漢に振り回された最初の3日間。
このままいけば、痴漢10人斬り(IN PARIS)?
とか、思ってのに、その後は平穏な日々。

それにしても、パリの物価は高い。
というか、ほとんど日本と変わらない。
洋服とかものすごくかわいいのに。。。
と、買い物をあきらめかけていた私。

それは、忘れもしない、いや忘れたなあ。。。27日か28日の朝。
相変わらず早起きの私がセジ駅近くのショッピングセンターにいくと、
長蛇の列!
なに、これ???
ショーウィンドウは、「SOLD!]というポスターで埋まっている。
この雰囲気は。。。もしかして。。。
バーゲン!

なんと、どこもかしこも50パーセント当たり前、80パーセン近くの
ダイダイ大 バーゲン!!!

まさに
パリ燃ゆ!

いや、すごかったな。
計200ユーロお買い上げ。スカート2着、シャツ2枚、パンツ1本、ワンピにジャケット2枚にTシャツとで200ユーロですよ。
留学生活始まって以来の、買い狂い。

みなさーん。パリに行くなら6月末です。
ちなみに、高級ブティックもこのバーゲンあるようです。

byたけっち。


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回想録ー7
さて、そんなこんなで、怒涛の一日目。
なんと、懲りずに次の日も朝市(7時の電車)で、パリへ向かう私。
この日は、電車トラブルなし。したがって、車内喫煙パリジャンを見ることもなく。

この日の目的は
セーヌ川の橋、全部わたる。(いったい何やっているの?私)
シテ島付近の端から早速開始。いったーりきたーり。しつつ、コンコルド広場へ向かう。
ブキニストという露天がならび、古本などに目をとうしつつ。
歩くこと3時間。途中で映画で有名な「ポンヌフ」もわたりましたー。

コンコルド広場まで来た私。突然、「あ、ルーブルによるの忘れた」ということで、
ルーブルまでテクテク戻る。しかし!ルーブルのあのピラミッドの周り。
TDLの人気アトラクションより、混んでいました。。。ので即ギヴ。
(ダビンチコードもちょうど公開されていたしね)

しょうがない、シャンゼリゼ大通りから駅に行こう。と思い立ち、
ルーブルとシャンゼリゼをつなぐ公園地帯をてくてく歩く。

と、100パーセント怪しいオヤジが接近してくる。
しかーも、「露出中」
うひゃー。無視して前進か、後ろ向いて駆け出すか、意表をついて曲がるか。
運命の分かれ道。
で、曲がってみましたー(私、やっぱり変わってる?)
しかし、フラッシャーとことこついてくる。
うひゃひゃー。危機一髪。(注:といっても昼間なのであまりあせっていない)
公園を抜け車のとおる道にでると、偶然パトロール中のおまわりさん。
すかさず、おまわりさんにフラッシャー報告。
パリの捕物を見てしまいました。

おまわりさん、結構乱暴なので、フラッシャーさんが心配になってしまう。
そんこんなで、一件落着。
おまわりさんがフラッシャー捕獲援助お礼に、パトカーで、駅まで送ってくれました。

2日目にして、警察沙汰になってしまったわたし。
しかし、それでも懲りずにパリに遊びに来るわけです。

そして、パリ滞在5に目くらいに私が目にしたのは「大バーゲン」
財布の危機!
つづく。

byたけっち。
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回想録ー6
さて、痴漢一号から、逃げ延びたたけっち。
フランス御自慢のトレインサービスにて、セジに戻る。。。
基本的に時刻表どうりにつくことに、小さな喜び。

が!どうしたんだ、フランス鉄道さん。
電車、セジから5つ前の駅でトラブル。がびーん。
なんか、アナウンスがはいり、そのまま動かず。アナウンスがわからんない
私はもう完全ギブアップ。

と!!!!! 
となりにすわっているパリジャン(推定50歳)おもむろに、かばんを空け、
タバコをすい始める。
(注:もちろん、電車内は禁煙です)
彼が突然英語で説明するには。。。
「モンプチ。電車は走っているから電車なんだよ。止まったら電車じゃない。
電車じゃなければ、禁煙じゃないのさ、ジュテーム」

すごい。パリのエスプリを実体験しました。
その後、電車は動かず。自分がどこにいるのかさえわからないし、タクシーひろうお金も力もない、たけっちは、喫煙パリジャンと駅員さんに助けられ、なんとかバスに乗り込み、セジ駅に到着しました。

そして、次の日、痴漢にこりずにまたパリへ繰り出す。
そこで私が遭遇したのは。。。。
フラッシャー(MADE IN FRANCE)!

つづく。
by たけっち。
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回想録ー5
さて、ノートルダム大聖堂の近くのベンチで、一息休憩。その日は4時間くらい歩き回ったので、腰も痛い。
(パリは石畳なので、腰に来る。旅行するときは、歩く距離と時間考えてね)

一息ついていると、怪しげなおっさん(画家崩れ風)がいきなり隣に座って、手を握り始める。
「エキゾチーク。モンプチ。うちに来て、コーヒーのみませんか」
すごいです。容赦なしの速攻。フランスのサッカーのカウンターアタックのようです。
「私、日本の藤田(画家)知ってマース。彼の絵家にありまーす。見てほしいデース (英語)」
おいおい、おっさん、藤田さんの絵って「君が持っているはずないんすけど。。。切手とかじゃないだろうね」
「モンプチ、疑うね。私、悲しい。うちに来ればわかるのに。モンプチ、お金持ちなれる」

「あああ、このおじさん、こういう手で成功したことがあるのだろうか」とちょっと不憫に。
「ホテルで、旦那が待っているから(大嘘)」といって、さみしがるおっさんをおいて、
駅に向かう。別れ際に大きなチューをほっぺにもらう。

フレンチ痴漢(←失礼?)はなかなか攻撃も引き際も早いものでした。
その日は、そんなこんなで、4時ごろにパリからセジに向かう電車に乗り込んで。。。
そして、ここでまたもや事件!

たけっちフランスのエスプリにお目にかかることになるのです。
by たけっち。
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回想録ー4
さて、3日目の朝、
ハカセを無事に研究室に送り出し(保育園に初めて行く子供をなだめすかす母親の図を描いてね。ここ)
私は、パリへ。電車でことこと3分。シャトレレザールという大きな駅に着く。
まず、地下鉄(メトロ)の回数券購入。
乗ってみたかったんだ。
メトロ、なかなか便利。とりあえず、この日は端から端まで歩いてみようと思っていたので(普通思うかな?こういうこと?)パリの端っこ、モンパルナスへゆく。
あ、ここが絵描きさんたちが住んでいたところなのね。モジモジモジリアーニ。
ヘミングウェイが通ったカフェもある。。。コーヒー5ユーロ。高いっす。

片手には、もちろん「日本語ガイドブック」
目標は、モンパルナスから、カルチェラタン経由でシテ島をわたり、シャトレレザールへ戻ること。

実は、私「すごく方向感覚がよい」地図の読める女。超高性能GPS搭載女(かわいくない。。。)
お店をちょいちょい除きながら、ソルボンヌ大学方向へ歩く。途中のリュクサンブール公園で、持参のサンドイッチを開き、ちょっとナップ。(おいおい、観光客のすることかい?)

寝ぼけた頭で、カルチェラタンのまわりの本屋をまわりいよいよセーヌ川へ。
映画でみた、「ポンヌフ」橋と遭遇。
セーヌ川には10本以上の橋があり、どれも個性的。

今回は、シテ島にわたって、ノートルダムを拝観。いや、なかなか立派な建物でした(もっとよい表現内のでしょうか?)で、ここでついに遭遇。

フレンチ痴漢おとこ!
「ボンジュール」という言葉とともに近づいてきたのは。。。
つづく。
by たけっち。
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回想録ー3
さて、セジ駅で遭遇したハカセは。
ほとんど瀕死。
さっそく、ハカセの滞在するフラットにいって、お熱はかったら、38度。
プラス、パニック。
午後の一番で、近所のお医者さんに行ってみる。
ベトナム系の女医さん、英語ぺらぺらのパリジェンヌ。
とりあえず、ハカセを診察した後、落ち込むハカセを部屋の外に出し、ちょっと二人でお話。
「今はパニック状態ですね。まだ。お薬のみはじめてからどのくらい?」
「シドニーで投薬初めて一週間です。」
「あと、一週間で効き目が出て落ち着いてくるでしょう、まあ風邪のほうは美味しいもの食べさせて様子見ましょう。」というお言葉。

フラットに戻ると
「JALに電話して。ぼく、帰る。。。。」
と哀しげにつぶやくので、
JALパリ支店に「日本語」で電話かけるはめに。
しかし!しにくワールドカップの時期で、もちろん空席なし!
ハカセ撃沈。フラットで引きこもる。

私は、近くの食品店に買出し。
カフェで「効き目」が出るまでの作戦を練る。
が、ついついお洋服やさんに目が奪われ、作戦会議中止。

ウィンドウショッピングを楽しみました。
しっかし、フランスの洋服かわいいね。

夕飯もばっちり用意し、「ぼく、フランスで死ぬのかな」というハカセを尻目に、
パリの観光ガイドを読みふける。

夜も、ハカセのしくしくめそめそモードを子守唄に、「バッチリ眠る」!
そんな日々をすごし。。。
そして、パリ3日目の朝、「効き目」がやってまいりました。

朝起きると、きちんと着替えたハカセが余裕で朝から「MATH」!
「もう、帰るのあきらめました。ここで、MATHして、帰ります。死んだら骨を拾ってください。オフィスに行ってまいります」という力強いお言葉。
「MATH」を生業とするハカセには、自信回復の道は、「MATH」に戻ることなのです。
なにげに、気の張っていた3日間でしたが、とうとう私はその日、初のパリ市内へ向かうのです(電車で30分)。

さあ、ここからがパリ冒険です。
byたけっち。


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回想録ー2
さて、ほとんど半べそのハカセを送り出し、
自分のフライトまでの28時間で、「無理やり」学会用のプレゼンテーションを作り上げる。パリを夢見る余裕なし。

シンガポール航空のフライトでは暴睡。寝ておきたら、ヨーロッパでした。
で、シャルルドゴール空港のターミナル1に降り立ったわけです。
それにしても、古いの。このターミナル。シンガポール空港とすごいギャップ。
なんとか、空港駅にたどり着き、パリへ電車で向かう。パリのシャトレレザール駅に到着。この時点で10時。

これから、セジポントワース行きの電車に乗継です。で、緊張感をほぐすために、一服。
余談ですが、パリは喫煙者天国。カフェとか禁煙席ありませーん。エヘ。

切符売り場に並んでみる。前の家族グループは、イギリス人。彼らが、駅員と英語の会話を始める。しかし!
駅員さん態度わるーい。
あきらかに、英語がんがんまくし立てられてご立腹の様子。そして、負けずに観光客態度悪い。ほとんどけんか状態。
そしていよいよ私の番」
「あ、びえ、ら せじぽんとわーす、しるぶぷれ」 
となんだかよくわからないフレーズをいまだご立腹っぽい駅員さんに話しかける。
。。。。「沈黙」
モンプチ。。。セジポントワース駅はないんだよ。セジプリフェクチャーのことかな?英語しゃべるかな?」
駅員さん態度豹変、すごくやさしい。
(私のアドバンテージは、NO ONE EXPECTS ME TO SPEAK FRENCH でありました。
少しでも、英語でコミュニケーションできるとわかって、駅員さんほっとしたんでしょう)
わたしが、大学のあるセジポントワースというところへいくというと、地図を持ってきて、確認してくれる。どうもセジプリフェクチャー駅で80パーセント間違いない。
これで、まったく的外れでハカセにあえないということになると、異国で短い生涯をおえることになるのかも。。と思いつつ、セジ駅に向かう。
で、約束の12時!無事ハカセと遭遇。
しかし、ハカセ、完全にパニック&インフルエンザ。これからの、三日間、大忙しの看病がはじまるのでR。

PS モンプチ は猫の餌じゃないよ。マイ リトル ダーリン。さすが、フランスと思わせた、初の体験でした。

つづく。
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