クリスマス、ローストラムを作りました。
いやー、我ながら
「あたしって料理の天才?」
と思うほどのでき。しかし、これ手間がかからない。
もう、クリスマスを祝う国なら、どこでも
お嫁さんにしたい女の子NO.1.です。
しかし、日本が、クリスマスイブを祝う国でることを考えると、ふうう。。。(遠い目)
で、やることがないクリスマス。もちろん、ほとんど老人のようなカップルのたけっち&ハカセは、恒例の
「ここがへんだよ日本人!ここがへんだよオージー」ディスカッション。
今回のお題は、「I LOVE YOU」に該当する日本語表現について。
これって、「スキです」だよね。やっぱり。
しかし、まあ、そのまま機械翻訳すれば「愛してます」ということになる。
こちらでは、ふつうのカップル(私たちの間では、この言葉は使われませーん)であれば、電話の最後に
I LOVE YOU、SPEAK TO YOU SOON
とか平気で言っちゃってます。
この際には、使い方&意味 という側面。。。またはファンクション的に考えると、やはり、日本語の「愛してます」よりも、カジュアルな使い方である。しかし、一方で I LOVE YOUはかなりマジな場面でも使われているわけで。。。
ILOVE YOU は日本語の「好きです」「好きだ」「愛してます」の両方をカバーしているということだろうというのが、私の説明。両方の言葉が存在するが、英語のILOVE YOUの意味でメインに使われるのは、「好きです(英語ではI LIKE YOUに近いか?)」のほう。
で、ハカセに
「愛してます」が直訳だけど、これはめったに使わなくって、「スキです」っていうよのが むしろ、ファンクション的に近いかなあ
と提言。さて、ハカセ:村上春樹「ノルウェーの森」 (ハカセ愛読書)に
FALL IN LOVE とかI LOVE MIDORIとかでてたもん。。。とさらに質問。LOVEって使うじゃん。I LIKE MIDORIじゃなかったもん。
日本語版が手元にないので、比較できないが、おそらく原著も「恋」という意味で使っているのでは?
これ、翻訳の妙、もしくは言語間のセマンティックギャップです。
さらに続く・・・
ハカセ:どうして、「愛してる」って言わないの? 日本人はシャイだから?
たけっち
(心の声):お前の口から、その言葉が出たことはないな。。。。ふふふ。
で、分析結果、たけっち&ハカセの結論。
1.スキです。
2.スキだ。
3.愛している。
おそらく、頻繁に使われるのは1であろう。2はかなり情熱的。3となると、なんか、今際の際の感謝の言葉のよう。
ちなみに、2と3は動詞および、動詞「テ形」。1のみ、名詞・形動
である。
主語を省略しがちな日本語としては、1の場合、誰が誰を好きなのか、という
構造:主題が、2,3のダイレクトな動詞表現に比較して、
悪い意味で→弱まる:曖昧
よい意味で→和らぐ:余裕を持たせる
ような気がする。
で、日本人の精神構造として、その和らぎ:余裕加減が適度な人間関係・カップル間の距離を保つのではないだろうか。
どんなもんでしゃろ?
なんか、私なんて、いまだに売店のおじさんに
「THANKS LOVE」とか言われると、
「きゃー、やめちー。困るー」と思っちゃうんだよねえ。
そーいう意味じゃないってわかってんだけどさ。
By たけち。