徒然Nikki
I have no idea...take
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帰国へ。
スーツケースを成田に送った。
ローストポークを作り、家族での(一時的な)最後の晩餐。

不思議な2ヶ月間が終わった。

のりにのっていた研究(おい、本当か?)が突然プッツリ。
緊急帰国で手術。
エアーポケットにはまったような2ヶ月。

実は、いまだに
研究モード復活できるのか?
再発するんじゃないか?
など、不安の種はつきないのも事実。

でも、
家族と大切な時間が過ごせたし、
アナちゃんに出会えたし、
自分のお腹の中も見れたし、
明日はプチオフカイだし、
アキバのメイドカフェにもいけるし(予定)。。。

人生、
一期一会&一寸先は闇(この辺がまだマイクロ鬱??)
である!と頭を切り替え中。

とどのつまりが、
塞翁が馬。
人生なるようになるようだ。
災いも楽しいことも、そこそこバランス取れているに違いない。。。

次回、ふたたび、夏の国より。

by たけっち。

しかも、
まだ3月中は休学だし、えへ。
がり勉しばらくオアズケでしょ。

つれづれ | permalink | comments(5) | trackbacks(0)
ハカセのお電話。
が、終わろうとしている。

わがまま退院の後は、突然
帰国が現実に。。。。

今日は、ハカセと最後の電話連絡。
連絡とか言っちゃうところが、色気がないねえ。

この2ヶ月間、ハカセはちょくちょく電話をくれたのだが、
もちろん、私の実家にかける場合、
電話を取るのは私とは限らない。

で、サマリー。

ハカセVS母

ハカセ 「もしもし、こんにちは。ハカセです。。。(たけっちいマスか?がでてこない。約3秒の沈黙。」
母「お元気ですか?」
ハカセ「。。。。。。(この質問なら答えられる。。。ああ、でもファインサンキュってどういうのおおおおお。3秒WITH滝汗)」
ハカセ「ありがと。。。。(ああ、ファインはどうしよおおおお)」
母 「お待ちくださああい。(英語)」

母と不思議な日本語のご挨拶していました。

ハカセVS父

父「ぺらぺらぺら」
ハカセ「ぺらぺらぺら」
なんか、オタク話していたようです。研究いかがですか?とかかしら。
ただ、父が、手術直後に、その結果および状態の説明の電話を入れてくれたようで、そのときは本当に助かりました。

ハカセ、
夢の
メディカルトークWITHたけっち父
実現!


しかし、悲劇はそのあとに。
ハカセVSおばあちゃん

ハカセ「もしもし。ハカセです。ほにゃほにゃほにゃ(英語)」
おばあちゃん「はあ?ええ。ええ。」
この辺で、私はおばあちゃんが受話器に向かって話しかけているのを目撃。
しかし!
おばあちゃん、日本語しゃべり続けております。。。
さらに2分。
おばあちゃん「はい、わかりました。じゃあ」と受話器を置く。

たけっち 「おばあちゃん、誰から?」
おばあちゃん「銀行の人かしら。。。バイバイって言ってた。。。」

え!『かしら』って。。。。

で、一応ハカセにコールバックして確認してみたら、
やはり、当人。

この二人にコミュニケーションが成立していたのか、
謎。

おばあちゃん、
銀行の人は、バイバイって言わないと思うけど。。。

結論

ハカセよ、いったい国際電話にいくらつかったんだ?
ああ、こっちに来る前に
「国際電話カードとその使い方を教えてくるべきだった。。。」

byたけっち。




日本 | permalink | comments(6) | trackbacks(0)
6 そして退院へ
さて、もう超特急でリハビリをこなした私には、
やることがない。

術後3日目、ぼんやり窓の外を眺める。
と突如、
「ああ、私には異国の地で死ぬ覚悟はないなあ」
と弱気になる。

さらに、弱気拡大。
「こんなに、ベッドでだらだらしていて、
研究に戻れるんだろうか?」

「ファーストドラフト書く頃に、
再発したらどうしよう!」
などと、ネガティブ無限大。

しかたないので、また院内徘徊にでかける。
上層階にお出かけして、窓の外を眺める。

と、突然20年前の光景がフラーッシュバック!

そう、実はアタクシ、20年前に肝臓の病気(どういう子供だよ!)でこの病院に入院し、まさに、ここに立って窓の外を眺めていたのである。
そのときは、子供だったし、
ああ、来年の桜をみずに私は死ぬのね
と信じきっていた。

実は、遺書まで用意していたのである。

しかし、人生わからない。
もちろん、そう涙した子供がそれから20回も桜を見たわけである。
しかも、今回は、まるでVIPのような
凱旋手術!
である。

てなことで、マイクロ鬱第一波撃退成功。

しかし、夜、またマイクロ鬱モードに入り、
ああ、もうベッドの上はいやーーーーー。
と涙もポロリ。

コレは退院するしかない!
と決意。

で、次の日の朝には無理矢理退院。(良い子はマネをしないでください)
入院初日から築き上げてきた、
「品行方正でがんばりやさんの文学少女(←無理?)」から、
「わがままなお嬢さん(無理?これも)」へ転落。

病棟がひっそり静まり返った日曜日の朝、退院しました。実家に一歩足を踏み入れたとたん、マイクロ鬱は何処?って感じ。
弟とたこ焼き食べにいっちゃいました。

手術の巻き:終わり

ホルモン治療始まったら、新シリーズだわ。

byたけっち。

10年に一度サイクルで病気らしい病気にかかる私。
これで、30代は安泰です。大体、これから2,3年は
「健康のありがたみ」と「他人の痛みへの理解」を維持できるのですが、
しばらくすると、それらも忘却の彼方へ。。。
忘れた頃(これがどうも10年サイクル)に、体調崩すパターンが多いということを、再認識。










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5 オスカーの行方
術後2日目。
昨日までは、歩き回るのは入院している階のみ。
この日から、病院内を歩いてよいということになっていた。

朝型の私は、朝食前、6時というクレージーな時間に、いきなり、6→1階までの階段下りに挑戦。その後、また上ってくる。

運動のあとは、朝ごはんがおいしい。
今日から、普通のお米である。

エネルギー補給して、さらにがしがし病院を歩き回る。
看護婦さんの血圧チェック時間はいつも

お留守。

注:体調みてやってくださいね。まねると危険。

傷口に手を当てつつまさに
死の彷徨

しかし、歩き回るにつれ、結構お腹も動いてきて、
もう午後には
絶好調ムード。

非常にアクティブな一日の締めくくりは、
VIDEO鑑賞会である。

7時に執刀医(助演男優ノミニー)の先生が
「VIDEOのお時間」ですよと呼びに来る。

「2時間近いので、早まわししますね」
まず、ビデオでは私の名前を手術スタッフが連呼。
まるで、オスカーのノミニーとして呼ばれた気分。

「はい、ここでカメラ入りましたよ」

しかし!その数秒後、VIDEOに移ったものは、
なにやら、黄色の物体。
「これ、たけっちさんの腸のまわりの脂肪ね」

ええええ!
動揺隠せず。

手術の場面は着々と進むが、私の頭の中は、脂肪の塊で埋め尽くされる。
先生の解説を聞きつつも、
「ああ、これじゃあ、オスカーは無理」個人的には、キッドマンあたりと互角に張り合うつもりだったのだが、コレでは、
キャシーベイツがライバルと言う感じだ
気分までもが、もう
ミザリー

さて、まじめな話、先生お見事である。
私のチョコがなくなると、そこには卵巣ちゃんと子宮ちゃんが存在!
先生「今回は、特別に卵管の通りも確認しましたー」と
ブライダルチェックまでしてくれたようだ。

卵管って。。。ピンクのホヤみたい。
しかも、超ラブリーなピンク!
まさに、ライク ア バージン という感じ。うふふ。

「ということで、手術成功です」
一通り、説明が終わったところで、私の頭の中にこの訴えが湧き上がる。
「オプションで、卵管チェックしてくれるんだから、さらなるオプションとして、脂肪吸引してくれれば良かったのに」 

ほとんど、ノドまでかかったその訴えを何とか押さえる。
あとは、今後の方針について、どうするか。ホルモン治療のお薬、AUSでの引き継ぎ医療の方向などの説明を聞き、

そのまま、執刀の先生のアメリカ時代のお話、AUSでのたけっちの生活など、「帰国子女系」雑談に入る。

とにかく、非常に腕の良い先生に手術してもらったので、
はるばる帰国して本当に良かったという実感を胸に、術後2日目を終えました。オスカーはもういいです。

まとめ:私は腹黒くない。ことが証明された。

が、次の日、なんと!

たけっち、元気のあまり、病室でマイクロ鬱に。。。
次回を待て!

byたけっち。
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4 新しい朝が来た。
チョコ嚢腫のない朝ー。

母が一晩付き添ってくれた。
目が覚めると、「お母さん見たわよー。ホルマリン漬け。。へへ」
と不適な笑み。

全粥をたべながら、執刀医から母への説明を又聞き。
「卵管のとおりもばっちりだって。」
え、ブライダルチェックまで。しかも、そんな本格的な不妊検査。
至れりつくせりである。

暇なので、寝返りに本気で挑戦。
トドのようにパタパタしていたら、執刀医の朝のご挨拶。
「今日から、立ってくださいね」

この時点では、寝返りをうったり、ベッドでばたばたは出来たのだが、
自力で起き上がれず。電動ベッドで、体を起こす。

実は、この立ち上がりが、結構しんどいものらしい。
看護婦さんが、午後に鬼の特訓をしてくれるとの事。

でもね、でもね、私。
待てなかったの。。。。
一人で、立ってしまった。
始めの一歩って結構感動。

ということで、朝っぱらから導尿の管がぬける。
あと2本!である。
注:10時AM段階、まだ、背中に痛み止めチューブと点滴がひとつついている。

カラカラと点滴を引きずり、ペンギンのように病棟をうろうろ。
あまりの積極リハビリに看護婦さんからダメだし。
「休んでくださーい」

昼食前に教授回診。
実はこの先生には、AUSでプチパニックになっていたときに、
すばやく助言を頂いた。お礼を言おうと思っていたのだけど、
この日は、助教授回診。

切ない思いを抱えたまま、午後のペンギン歩きに入る。
昼に、背中の痛み止めチューブとおさらば。
夜に、点滴取れる。

夕飯を食べていたら、教授先生ひょっこり。
「歩いてますねえ。よかったよかった」
なんか、父親以上祖父未満的な雰囲気の癒し系先生である。こういう先生が婦人科に要るっていいよなあ。とおもう。

帰り際に、執刀医がのぞきに来る。
「明日ビデオみましょうねえ」
これ、私主演の手術のビデオである。
今年のオスカーいただきかも?と期待に胸を膨らませ、入院4日目終わる。

by たけっち。

実は、この日の午後に隣室の患者さんが亡くなった。
死は、悲しいことだが。。。
大変つらい闘病生活から開放されたのだなあ、と不思議な気持ち。
ご冥福をお祈りします。







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運命の出会い
さて、手術話を一休み。
先日、新しい友達、アナちゃんに頼まれた「運命の出会い」を
セッティングした。

イギリス帰国を目の前にした、アナちゃん。実はとても帰国が不安だとのこと。
帰れば、日本では見えなかった現実が見えてくる。イギリスの友達は、健康なまま、青春をエンジョイ(この表現古いよなあ)しているのを、目の当たりにすることになる。さらに、自分のこれからの人生に直面しなければならない。

彼女の不安はわかるようでいて、私の理解を超えている。
そんな、アナちゃんの希望とは。。。

実は私の友達で、ある全身不随のドクターがいる。21年前に怪我をしてから、医師となり、開業をし現在にいたる。そのドクターに会いたいという。

その運命の出会いをお願いすべく、友人宅訪問。もちろん、彼の移動はとても大変。そのため、最初は、電話でお話できれば。。。と思っていた。

ところが、ドクターとその奥様、休診日に直接アナちゃんのお見舞いに行くと言ってくれた。

で、運命の出会いに立ち会ってきた。
電動車椅子でアナちゃんの病室に入っていくと、
もう彼女は目がうるうる。

ある意味、彼女にとって、「彼に会う」ということは、自分の姿を鏡で見つめるようなものである。この希望を私に伝えるまでに自分との葛藤があったと思う。

約一時間半にわたる二人の話。そのあいだ、アナちゃんも何度も涙をながすことが。正直、彼女の涙をみたことがなかったのだが、今まで必死で耐えてきたんだなあと感じた。

「怪我をしても、あなた自身は変わらない。友達も家族も社会も変わらない。でも、そのことを知るには時間が必要」 
「落ち込んで、泣いて、自己嫌悪に陥って、自分を責めて、治るんじゃないかと夢をみて。それの繰り返し。それでも時間とともに自信がかならずよみがえってくる」

彼は、2年間以上の入院生活、リハビリを耐え抜いた人。
そして、全身不随での人生を受け入れた人。
「人生は一度きりなのだから、ぼくはあきらめないことに決めた」

二人は、メイルアドレスなどを交換して、最後に握手をした。
なんか、電動車椅子でアナちゃんに少しでも近づこうとする彼と、上半身を少しずつ移動して彼の手を握るアナちゃんに、超ほろり。

運命の出会い
だよなあ、これは。

byたけっち。



お友達紹介 | permalink | comments(3) | trackbacks(0)
3 手術 その後のうたかた。
「たけっちさーん」といわれて
あの世からこの世に舞い戻る。

あー、ここは新宿だろうか?とわけのわからないことを考える。

「血圧が下がっています」という、声が聞こえて、
血圧下がってるときに起こすなよー、と不機嫌になりつつ、
笑顔(?)で対応。

「もともと低血圧なんです、ア・タ・シラブ
しかし、誰も聞いておりません。

「はい、57、56。。。」
と、スタッフの声。
「はあ、今日は一段と低いですねえ」
と、あくまでも雰囲気を和ませようと無駄な努力。

どうも、話によると、57っつーのは、上の血圧らしい。
「あ、それは低いですね。どうしましょうか?」
などと、半覚醒状態で、丁寧ながらも、わけのわからないことをのたまってしまいました。

その次に気づいたら、もうベッドのうえ。
酸素マスクなどかぶって、ちょっと病人気分。

で、肝心の
術後の痛み
ですが。。。。

いたくありませんのよ。ほんとに。

背中から入っている硬膜外麻酔のおかげのようですが、
術後の痛みはほとんどなし。素晴しいぞ、麻酔力。
注:私ちなみに痛みは鈍感。っていうか、との程度が「痛い」というのか、よくわかっていないので、個人差ありか?でも、ぶっちゃけ、考えていたよりはるかに楽だった。

積極的に寝返りとかにチャレンジしてみましたが、
これは意外と大変だった。

執刀医の先生が母にもろもろ説明。
私には、後日術中のビデオをみせてくれるという。
初主演である

楽しみにしつつ、うとうと。

夜、発熱。39度近くまであがる。血圧なかなか上がらず。
「熱が下がって、血圧があがるといいんですけどねえ」
などと、半覚醒の不思議に丁寧な、それでいてわけのわからない発言を繰り返す私。

この日は、看護婦さんやお医者さんが、入れ替わり立ち代り様子を見に来てくれる。そのたび、ちょくちょく覚醒。母に「ミッシーとってくれ」と頼み、2行くらい読んで、又寝る。

「文学少女(←っていうか、「少女」は無理)だと、思われているかしら?」などと、夢うつつに思う。

隣の病室もなんかばたばた忙しい。寝たりおきたり、で朝になる。

痛いといえば、麻酔の影響で頭がちょっと痛かったかな。

まとめ。
手術、びびることありません。
背中の注射、サイコーです。

術後に続く。

by たけっち。



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2 手術!宇宙人による誘拐?
寝不足の私をやさしく起こしてくれる
看護婦さん。手にはカンチョウ。
もう一本すか。。。朝から。

朝一の手術なので、もちろん朝ごはん抜き。8時に安定剤を飲む。
ガウンの下は、スッポンポンである。

ストレッチャに乗って、手術室に。
母は、横にならんで、ちょっと付き添い気分満喫。
もちろん、ストレッチャ、こういうときは走ったりしません。
安全走行で、手術室ご入場。

まず、お名前の確認。
これ、基本ですからね。スタッフの方が、皆で私の名前を復唱。
ちょっと、新興宗教の教祖気分。

で、びびるまもなく、手術室のベッドの上へ。

注:ちなみに、たけっちは以前に手術経験ありなので、結構
へっちゃら。でも、初めての人は、ちょっとあの雰囲気はいやかもね。

さて、お楽しみの
背中の注射
である。へへへ。

「猫みたいにまるくなってくださーい」とスッタフ!
言うが早いか、私の自発的な丸まりを待たずに、背中消毒して、頭抱え込んでます。

いやん、と言うまもなく、消毒される。
「痛いですか?」また、あほな質問をしてしまう。
「注射だから痛いです。最初痛み止めです。」
とのお答え中に、背中にぷっすり。

「ああ、痛いですねえ」と、間抜けな答えを返してしまった。

「はい、次、チューブいれますね。ごりっとしますよ。」
「ええ、いやん。」といっていたら、ゴリッである。
しかし、思ったよりも痛くははない。

と、あっという間に、ミドリのマスクの人々に囲まれる。
まるで、
宇宙人に誘拐された気分。

「よろしくおねがいします」と何故か余裕でご挨拶している自分に気づく。

「はい、最後の注射です」
見たこともないような、太い点滴注射針です。

ちょっと痛いんですけど。。。と思っていたら、
「はい、麻酔いれまーす。麻酔入ると痛いデース」と麻酔医。

ええ、また痛いのかあ。聞いていない。といってもあとの祭り。
左手がしびれるようにいたい。
「こんなに痛かったら、麻酔きかないかもしれません」
「ききますから、ご安心を」

始めの10秒くらいはクリア かつ 痛い。

しかし、15秒くらいから、
眠くなる。。。っていうか意識がフラーーっと。で、

20秒まで数えて、昇天。
次の瞬間に、手術室で目が覚めるわけである。

続く。

byたけっち。

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1 入院から手術まで。
体験記です。参考までに。

初日。家をでる前に、ポストをみると、ハカセグランパとグランマからの
カードおよび、お写真が届いていた。ちょっと嬉しい。

入院。
病院での生活について説明をうけて、病衣に着替える。ピンクで、またまたちょっとうれしい。

午後から、執刀医の説明をうける。非常にわかりやすい。
話の内容は、ハカセであれば、恥ずかしくて悶絶してしまうような
婦人科系。
すごいぞ、先生!

注:ちなみにハカセは「ピリオド」という言葉を口にするのが恥ずかしいのでいつも「カンマ」という。

母の質問攻撃。
お母さん、積極的だわ。。。
本人、窓の外を遠い目で見つめる。

個室だったので、
終日ひきこもる。

引きこもりつつ、インフォームドコンセントなるものにサイン。

夜、三島由紀夫(以下、ミッシー)を読みつつ、寝る。
隣の患者さんがかなり具合悪そうで、心配していたら、ほぼ夜が明ける。

2日目。
朝から、
そられる。
その後、脳波を取りに行く。これは、私のほかの持病のため。
頭がべとべとなので、シャワーに入る。
今後の「け」のあり方についてちょっと考えてみる。
麻酔のパンフレット読みつつ、イメトレ。

看護婦さんが、カンチョウを持ってくる。
どうも、だすもの出しておく必要があるらしい。


麻酔の説明を夕食後に受ける。
「麻酔、注射でしますから」
「え、吸入じゃないんですか」
「たけっちさん、持病があるから注射です」
「あと、麻酔の前に、背中に注射しますから」
がががーん。
「質問は?」
と聞かれ、
1、注射痛いですか? A:注射だからいたいです
2、トータル何回針刺されるんですか? A:意識のなくなる前は3回です。
3、背中の注射痛いですか?A:注射しないと、術後痛いですよ。
非常に簡潔。

「要望や、不明な点は?」
と聞かれ 
あの質問をそろりとぶつける。
「モルヒネ使います?」
へへ、おばかな質問です。もちろん、私の場合は必要ありません。

注:うちの父が手術したときには使った。どうも、
「虫が。。。」とつぶやいていたらしい。

なんか、2日目は、先生方がちょこちょこ顔をのぞきに来て、
完全にひきこもれず。

夜、ミンヤク二つもらうが、眠れず。
相変わらず、隣の患者さんが苦しそう。

っていうか、人の心配している場合ではない!と気づく。

で、ミッシーだのみで、明け方眠りにつく。

当日に続く。。。
byたけっち。

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復活しました。
昨日、無事退院しました。

ただいま自宅リハビリ兼療養中。
一週間の入院。腹腔鏡で手術した為、術後4日での退院です。えへへ。

日曜日、ハカセに連絡。なんだか、とっても安心していたようです。


さて、次回より、ボチボチ、手術レポートアップします。


応援ありがとう。

byたけっち。



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