さて、ほとんど半べそのハカセを送り出し、
自分のフライトまでの28時間で、「無理やり」学会用のプレゼンテーションを作り上げる。パリを夢見る余裕なし。
シンガポール航空のフライトでは暴睡。寝ておきたら、ヨーロッパでした。
で、シャルルドゴール空港のターミナル1に降り立ったわけです。
それにしても、古いの。このターミナル。シンガポール空港とすごいギャップ。
なんとか、空港駅にたどり着き、パリへ電車で向かう。パリのシャトレレザール駅に到着。この時点で10時。
これから、セジポントワース行きの電車に乗継です。で、緊張感をほぐすために、一服。
余談ですが、パリは喫煙者天国。カフェとか禁煙席ありませーん。エヘ。
切符売り場に並んでみる。前の家族グループは、イギリス人。彼らが、駅員と英語の会話を始める。しかし!
駅員さん態度わるーい。
あきらかに、英語がんがんまくし立てられてご立腹の様子。そして、負けずに観光客態度悪い。ほとんどけんか状態。
そしていよいよ私の番」
「あ、びえ、ら せじぽんとわーす、しるぶぷれ」
となんだかよくわからないフレーズをいまだご立腹っぽい駅員さんに話しかける。
。。。。「沈黙」
「
モンプチ。。。セジポントワース駅はないんだよ。セジプリフェクチャーのことかな?英語しゃべるかな?」
駅員さん態度豹変、すごくやさしい。
(私のアドバンテージは、NO ONE EXPECTS ME TO SPEAK FRENCH でありました。
少しでも、英語でコミュニケーションできるとわかって、駅員さんほっとしたんでしょう)
わたしが、大学のあるセジポントワースというところへいくというと、地図を持ってきて、確認してくれる。どうもセジプリフェクチャー駅で80パーセント間違いない。
これで、まったく的外れでハカセにあえないということになると、異国で短い生涯をおえることになるのかも。。と思いつつ、セジ駅に向かう。
で、約束の12時!無事ハカセと遭遇。
しかし、ハカセ、完全にパニック&インフルエンザ。これからの、三日間、大忙しの看病がはじまるのでR。
PS モンプチ は猫の餌じゃないよ。マイ リトル ダーリン。さすが、フランスと思わせた、初の体験でした。
つづく。